Seat Replacement
シートの張り替えという選択。
素材ごと、新しくする。
リペアでは対応できない広範囲の劣化、素材のアップグレード、 クラシックカーの復元。本革からアルカンターラまで、一級整備士が施工します。
シート張り替えとは — リペアとの違い
シートリペアが「既存の素材を活かして損傷を修復する」技術であるのに対し、シート張り替えは「古い素材を取り除き、新しい素材に全面交換する」施工です。リペアは部分的な損傷には最適ですが、シート全面にわたる劣化や、素材そのものを変えたい場合には、張り替えが最適解です。
張り替えの最大のメリットは自由度の高さです。素材を本革からアルカンターラに変える、色を変える、ステッチのデザインを変える——リペアでは不可能な変更が可能です。また、張り替え時にシート内部のスポンジ(ウレタン)の状態も確認するため、座り心地の改善も同時に実現できます。
PROTENAでは、リペアと張り替えの両方に対応しています。「リペアで済むのか、張り替えが必要なのか」——現車を拝見してから、正直にお伝えします。北陸でシートの張り替えに対応できる業者はほぼありません。
こんなときは張り替えが最適
以下に当てはまる場合は、リペアよりも張り替えの方が満足度の高い結果になります。
広範囲の劣化・損傷
シート全面にひび割れが走っている、合皮が加水分解でボロボロと剥がれている。リペアでは追いつかない広範囲の劣化には、素材ごと交換する張り替えが最適です。
素材のアップグレード
ファブリックから本革へ、合皮からアルカンターラへ。シートの素材を変えることで、車内の質感と満足度が大きく変わります。
クラシックカーの復元
経年で革がカサカサに硬化した旧車のシートを、オリジナルに近い素材・色味で復元。富山県・北陸はクラシックカーの集まりが多く、ご依頼が増えています。
前オーナーの使用感をリセット
中古車を購入したが、シートの使用感が気になる。擦れ跡、シワ、体型に合わせて変形した座面を、張り替えで新品同様にリセットできます。
色・デザインの変更
シートの色を変えたい、ステッチの色を変えたい、ツートンカラーにしたい。張り替えなら、素材の選択だけでなくデザインの自由度も広がります。
スポンジのヘタリ・座り心地の改善
長年の使用でシートのスポンジ(ウレタン)がヘタって座り心地が悪くなった。張り替え時にスポンジの状態を確認し、必要に応じて交換します。
対応素材
素材サンプルを実際に見て・触れながらお選びいただけます。
本革(レザー)
Genuine Leather
天然皮革ならではの高級感と経年変化を楽しめる素材。使い込むほど手に馴染み、風合いが増します。自動車用レザーは耐摩耗性・耐紫外線性を高めた加工が施されています。
メリット: 高級感、経年変化の味わい、座り心地の良さ
デメリット: 定期的なメンテナンスが必要、温度の影響を受けやすい
向いている方: 高級車、クラシックカーの復元、長く乗る車
アルカンターラ / スエード調素材
Alcantara / Ultrasuede
ポルシェ、BMW M、AMGなどスポーツモデルに採用される高級スエード調素材。革よりも軽く、グリップ性に優れるためスポーツ走行にも適しています。
メリット: グリップ性、軽量、スポーティな質感、通気性
デメリット: 汚れが染み込みやすい、毛羽立ちのケアが必要
向いている方: スポーツカー、GT系、サーキット走行する車
合成皮革(PUレザー)
Synthetic Leather
本革に近い見た目と質感を持つポリウレタン製の人工皮革。近年は「ヴィーガンレザー」として高級車にも採用が増えています。本革より安価で、色のバリエーションも豊富です。
メリット: 本革に近い質感、コストパフォーマンス、色の自由度
デメリット: 経年で加水分解する可能性あり(PU素材の宿命)
向いている方: コスト重視、見た目重視、多彩なカラーを楽しみたい方
ファブリック(布地)
Fabric
織物・編物のシート素材。通気性に優れ、夏場でも蒸れにくいのが特徴です。純正シートの復元にも適しており、織り方や色柄によって個性を出せます。
メリット: 通気性、蒸れにくさ、純正風の仕上がり、耐久性(素材による)
デメリット: 汚れが染み込みやすい、高級感は革に劣る
向いている方: 純正復元、実用重視、アレルギーが気になる方
Repair vs Replacement
リペア vs 張り替え — どちらを選ぶべきか
PROTENAはリペアも張り替えも対応しています。どちらが最適か、正直にお伝えします。
| 比較項目 | リペア(修復) | 張り替え(交換) |
|---|---|---|
| 対応範囲 | 部分的な損傷の修復(ひび割れ、破れ、焦げ穴等) | 素材の全面交換。広範囲の劣化、素材変更に対応 |
| 費用 | 張り替えの半分以下で済むことが多い | 素材・範囲により異なるが、リペアより高額 |
| 工期 | 1〜2日(部分的な場合) | 5〜10日(脱着・縫製・張り込み含む) |
| 仕上がり | オリジナルの素材を活かして修復。修復跡は目立ちにくい | 新品の素材に交換。座り心地も含めてリフレッシュ |
| メリット | 安い、早い、オリジナル維持 | 素材変更が可能、座り心地改善、完全リセット |
| 向いているケース | 部分的な損傷、費用を抑えたい、オリジナルを維持したい | 広範囲の劣化、素材を変えたい、クラシックカー復元 |
迷ったらご相談ください。現車を見て、どちらが最適か正直にお伝えします。
シートリペアの詳細はこちら →施工の流れ
現車確認・素材選定
シートの状態(損傷の範囲、スポンジのヘタリ具合)を確認します。素材サンプルを実際に見て・触れていただきながら、素材と色を決定します。クラシックカーの場合は、オリジナルに近い素材を調達します。
シート脱着・分解
車体からシートを取り外し、既存の素材を丁寧に剥離・分解します。この時にスポンジ(ウレタン)の状態を確認し、ヘタリや変形がある場合は交換をご提案します。
型紙作成・裁断
シートの形状に合わせた型紙を作成し、新しい素材を正確に裁断します。特にクラシックカーや特殊形状のシートでは、型紙の精度が仕上がりを左右します。
縫製
業務用ミシンで縫製します。ダブルステッチ、コントラストステッチなどのディテールもご指定いただけます。縫い目の強度と美しさの両立が職人の技術です。
張り込み・組み立て
縫製した素材をシートフレームに張り込みます。シワやたるみが出ないよう、テンションを均一にかけながら固定します。立体的なシート形状に素材を沿わせる工程は、経験がものを言います。
取り付け・最終検品
張り替えたシートを車体に取り付けます。座り心地、見た目、電動シートやシートヒーターの動作確認、シートベルトとの干渉がないかを最終チェックします。
担当技術者
富永 風勝Fukatsu Tominaga
一級自動車整備士
群馬自動車大学校卒業後、日産ディーラーで板金塗装に従事。その後、PPF・板金・内装リペア専門会社でシート張り替え・天井張り替え・ステアリング張り替えの技術を習得。群馬自動車大学校で講師も務めた経験を持ちます。
シートの張り替えは、脱着・型紙作成・縫製・張り込みと多くの工程を経る施工です。一級整備士としてシートの電装系(シートヒーター、ベンチレーション、サイドエアバッグ)を正しく処理できる点が、内装専門店にはない強みです。
よくある質問
01リペアと張り替え、どう判断すればいいですか?
損傷が部分的(ひび割れ、小さな破れ、焦げ穴等)であればリペアが最適です。シート全面にわたる劣化、素材を変えたい場合、クラシックカーの復元には張り替えが適しています。PROTENAはリペアも張り替えも対応しているため、現車を拝見してどちらが最適か正直にお伝えします。
02素材は自分で選べますか?
はい。本革、アルカンターラ/スエード調素材、合成皮革、ファブリックの中から、実物の素材サンプルを見ながらお選びいただけます。色、ステッチの色、ステッチのパターン(シングル/ダブル/ダイヤモンド等)もご指定可能です。
03運転席だけ、座面だけの部分張り替えはできますか?
可能です。「運転席の座面だけ擦れが酷い」「サイドサポート部分だけ交換したい」といった部分張り替えにも対応しています。ただし、部分張り替えは既存部分との色味の差が出る場合があります。仕上がりの統一感を重視する場合は、シート1脚丸ごとの張り替えをお勧めすることもあります。
04施工期間はどのくらいですか?
シート1脚の張り替えで5〜7日、左右セットで7〜10日が目安です。クラシックカーや特殊形状のシートは型紙の作成に時間がかかるため、さらに日数をいただく場合があります。素材の取り寄せが必要な場合は、素材到着後の施工となります。
05クラシックカーのシート張り替えに対応していますか?
対応可能です。富山県・北陸はクラシックカーの集まりが多く、旧車のシート復元のご依頼が増えています。年代物のシートは形状が特殊な場合が多いため、型紙から作成します。オリジナルに近い素材・色味での復元を基本としますが、あえて現代的な素材にアップグレードするご要望にも対応します。
06シートヒーターやエアバッグが付いていても大丈夫ですか?
一級整備士が施工するため、シートヒーター、ベンチレーション、サイドエアバッグ内蔵シートにも対応しています。電装系を正しく処理した上で張り替え、再接続後に動作確認を行います。
07張り替え後のメンテナンスは必要ですか?
素材によります。本革は定期的なクリーニングと保湿(レザーコンディショナー)が推奨されます。アルカンターラは汚れが染み込みやすいため、早めの汚れ落としが大切です。PROTENAでは張り替え後のレザーコーティング施工にも対応しており、メンテナンスの手間を大幅に軽減できます。
まずは、ご相談ください。
シートの状態を拝見してから、リペアが適切か張り替えが適切か、正直にお伝えします。素材のサンプルをご覧いただきながら、一緒に最適な選択肢を決めていきましょう。
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