Wheel Painting & Repair
交換する前に、修復する。
ガリ傷、腐食、塗装剥がれ。純正色の復元からカスタムカラーまで。
ホイールの美観を、新車時に戻す。
ホイール塗装・リペアとは
縁石にぶつけたガリ傷。冬の融雪剤で進行した白い腐食。経年で剥がれてきた塗装。ホイールの損傷は、放置するほど悪化します。傷から水分が入り込み、内部のアルミ合金を腐食させていくためです。
「ホイール1本10万円、4本で40万円」の交換見積もりを見て、諦めていないでしょうか。PROTENAでは、損傷箇所を修復・再塗装することで、交換よりも大幅にコストを抑えて美観を取り戻します。
リペアだけではありません。「ブラックからガンメタに変えたい」「マットブラックにしたい」といったカスタムカラーへの全塗装にも対応します。車の印象を変える最も手軽な方法が、ホイールのカラーチェンジです。
塗装方法は、ウレタン塗装(1本単位の部分対応可)とパウダーコート(粉体塗装・高耐久)から、用途と予算に応じて選択できます。板金塗装の経験を持つ技術者が、下地処理から仕上げまで一貫して施工します。
対応する損傷
以下の症状であれば、交換せずにリペア・再塗装で対応できる可能性があります。
ガリ傷(縁石傷)
縁石への接触や狭い道での擦りで発生するリム外縁の傷。最も多い依頼です。傷の深さに応じて、表面研磨+再塗装、またはパテ成形+再塗装で修復します。
腐食・白錆(塩害)
融雪剤の塩分がクリア塗装の下に侵入し、アルミ合金を腐食させた状態。白い粉状の斑点が特徴です。北陸で最も深刻な症状。塗装を全剥離し、腐食部を除去してから再塗装します。
塗装剥がれ・クリア剥げ
経年劣化や飛び石でクリア塗装が浮き上がり、剥がれた状態。放置すると剥がれが広がり、腐食の起点になります。早めの対処で被害を最小限に抑えられます。
色褪せ・くすみ
紫外線やブレーキダストの焼き付きによる退色。洗車では落ちないレベルのくすみです。研磨だけで回復する場合と、再塗装が必要な場合があります。
曲がり(軽度)
段差や穴への突入で発生するリムの歪み。軽度であれば矯正修理が可能です。ただし、歪みの程度と位置によっては安全上の理由から交換を推奨する場合があります。
カスタムカラー変更
損傷の修復ではなく、色を変えたい場合。純正シルバーからマットブラック、ガンメタ、ブロンズなど、全塗装でイメージを一新します。車の印象を変える最も手軽な方法です。
Salt Damage
北陸のホイールは、冬に腐る。
富山県の冬、道路に大量に散布される融雪剤(塩化カルシウム)。この塩分は、走行中にホイールに付着し、アルミ合金の塗装膜の下に浸透します。
ホイールの素材であるアルミ合金は、鉄と異なり「赤錆」ではなく「白い腐食(酸化アルミニウム)」を起こします。最初は小さな白い斑点。気づいた時には、クリア塗装がブヨブヨに浮き上がり、触ると剥がれる。この状態はもう洗車では戻りません。
消雪パイプの地下水も要注意です。鉄分や塩分を含む地下水が繰り返しホイールに付着し、乾燥すると水垢として固着。これも腐食の起点になります。
北陸でホイールを長持ちさせるには、シーズン後の早めのケアが重要です。腐食が表面にとどまっている段階であれば、研磨と再塗装で十分に回復できます。深部まで進行してからでは、修復コストが跳ね上がります。
塗装の種類と選び方
用途と予算に応じて、2種類の塗装方法から選べます。どちらが最適かは、現車の状態とご希望を伺った上でご提案します。
Urethane Paint
ウレタン塗装(ウェット塗装)
塗装方法
液体塗料をスプレーガンで吹き付け、60〜80℃で硬化
膜厚
約30〜60μm
耐久性
通常使用で3〜5年程度
色の自由度
調色可能。純正色の完全再現ができる
部分補修
可能(1本単位の施工OK)
向いている用途
純正色復元、1本だけの修理、コスト重視
Powder Coat
パウダーコート(粉体塗装)
塗装方法
粉末樹脂を静電付着させ、180〜200℃で焼き付け
膜厚
約60〜120μm(ウレタンの約2倍)
耐久性
耐傷性・耐腐食性・耐候性がウレタンより大幅に優れる
色の自由度
既成色から選択(マットブラック、ガンメタ、ブロンズ等)
部分補修
不可(4本同時が基本)
向いている用途
カスタムカラー全塗装、融雪剤地域での長期保護
塗装方法
ウレタン塗装
液体塗料をスプレーガンで吹き付け、60〜80℃で硬化
パウダーコート
粉末樹脂を静電付着させ、180〜200℃で焼き付け
膜厚
ウレタン塗装
約30〜60μm
パウダーコート
約60〜120μm(ウレタンの約2倍)
耐久性
ウレタン塗装
通常使用で3〜5年程度
パウダーコート
耐傷性・耐腐食性・耐候性がウレタンより大幅に優れる
色の自由度
ウレタン塗装
調色可能。純正色の完全再現ができる
パウダーコート
既成色から選択(マットブラック、ガンメタ、ブロンズ等)
部分補修
ウレタン塗装
可能(1本単位の施工OK)
パウダーコート
不可(4本同時が基本)
向いている用途
ウレタン塗装
純正色復元、1本だけの修理、コスト重視
パウダーコート
カスタムカラー全塗装、融雪剤地域での長期保護
施工の流れ
現車確認・損傷診断
ホイールの損傷(種類・深さ・範囲)を確認します。腐食の場合は塗装下の状態を見るため、テスト剥離を行うことがあります。修理可能か、交換が妥当か、正直にお伝えします。
タイヤ脱着・洗浄
必要に応じてホイールからタイヤを外し、ブレーキダスト・油分・塩分を徹底洗浄します。塗装の密着は下地処理で9割決まります。
旧塗装剥離・研磨・パテ成形
損傷箇所(またはホイール全面)の旧塗装を剥離し、アルミ素地を出します。ガリ傷はパテ成形で形状を復元。腐食部は完全に除去してから次工程に進みます。
プライマー塗布
密着性と防錆性を確保するプライマー(下塗り)を塗布します。この工程を省くと、数ヶ月で塗装が剥がれる原因になります。
塗装(ウレタン or パウダーコート)
ご希望の色を塗装します。ウレタンの場合はスプレーガンで複数回に分けて吹き付け。パウダーコートの場合は静電ガンで粉末を付着させた後、専用炉で焼き付けます。
クリアコート・最終検品
塗装面を保護するクリアコートを塗布し、光沢と耐久性を確保。色味・膜厚・仕上がりを検品した上で、タイヤを組み直して納車します。
担当技術者
富永 風勝(Tominaga Fukatsu)
一級自動車整備士
群馬自動車大学校卒業後、日産ディーラーで板金塗装に従事。自動車の塗装工程——下地処理、サフェーサー、ベースコート、クリアコート——を現場で習得しています。
ホイール塗装は、板金塗装と同じ塗装技術の延長線上にある仕事です。色の調合、スプレーガンの吐出量と距離の制御、乾燥温度の管理。これらは日産ディーラーの現場で体に染み込ませた技術です。
よくある質問
01修理と交換、どちらがよいですか?
ガリ傷、腐食(表面〜中程度)、塗装剥がれであれば、修理の方がコストを抑えられます。ただし、スポーク部分の貫通クラック(ひび割れ)、大きな歪み、腐食がアルミ素地の深部まで達している場合は、安全上の理由から交換をお勧めします。現車を拝見した上で、正直にお伝えします。
021本だけの修理も可能ですか?
ウレタン塗装であれば1本から対応可能です。純正色に合わせて調色し、他の3本との違和感が出ないよう仕上げます。パウダーコート(粉体塗装)は焼き付け処理の特性上、4本同時が基本です。
03納期はどのくらいですか?
ガリ傷リペア(1本)で2〜3日、全塗装(4本・パウダーコート含む)で5〜7日が目安です。乾燥と硬化に十分な時間を確保するため、即日仕上げは行いません。仕上がりの品質を最優先にしています。
04どんな色にでも変えられますか?
ウレタン塗装であれば、純正色はもちろん、お好みの色に調色可能です。パウダーコートはマットブラック、グロスブラック、ガンメタ、ブロンズ等の主要色からの選択になります。ご希望の色がある場合は、事前にご相談ください。
05融雪剤対策として最も有効な塗装は?
パウダーコートです。膜厚がウレタンの約2倍あり、耐腐食性・耐候性が格段に優れています。北陸のように融雪剤が大量に散布される地域では、長期的なコストパフォーマンスでもパウダーコートが有利です。
06ホイール単体の持ち込みでも対応できますか?
タイヤ付きのまま車両ごとお持ち込みいただいても、ホイール単体(外してお持ちいただく形)でも対応可能です。お車でお越しの場合はリフトで脱着しますので、ジャッキアップの必要はありません。
まずは、ご相談ください。
ホイールの状態を拝見してから、修理が適切か交換が適切か、正直にお伝えします。 写真をLINEでお送りいただければ、概算のお見積もりも可能です。
9:00〜18:00(不定休)